代表者の想い

代表者の想い

税理士

矢嶋 ますみ

未来思考で税金に向きあう

外国人から、大いに刺激を受けた

私は、約20年間ビッグ4のひとつであるEY税理士法人(Ernst & Young Tax Co.)でグローバル企業の税務を担当しながら、膨大な専門知識を身につけ、さまざまな経験を積んできました。そのなかで気づいたのは、外国人(主にアメリカ人)が日本人とは異なるお金の捉え方をしているということ。彼らは金融リテラシーが高く、特にエグゼクティブともなると顕著で、税理士任せにすることなく主体的に自分のお金と向き合い、税務面から次年度の目標収入を設定。やりたいことを叶えるためにはどれだけの収入があればいいか、所得税はいくらになってどれだけ手もとに残るのか。真剣にお金について考えることで、自己実現を果たしたり、ビジネスの成長につなげたりしていたのです。

彼らから学んだことは、私自身の価値観を変え、私の税理士という職業を問い直すきっかけにもなりました。これまでの税理士は、正確に申告することが求められる、いわば職人的な職業でした。さらに、経営者側を見てみると、日本では税金は納めるものというよりは取られるもので、税金のために事業をあえて大きく成長させないという人もいました。それでは、企業の存在意義が十分に発揮できず、社会への貢献度が上がらないどころか、経営者も税理士も楽しんで仕事ができないし、人生も輝かないのでは?と思いました。もちろん日本の税理士の意識改革も必要だと思いますが、私は、これまでのキャリアを活かし、前向きにイキイキと働く外国人のお客さまに向けて申告のお手伝いと経営面でのアドバイザリーサービスを提供したいと考えました。

未来予測が困難だからこそ、

自ら未来を築いていく

経営に関しての知識や経験は、EY税理士法人時代に東日本大震災後のBCP対応として本社機能の一部を沖縄に移転するプロジェクトの責任者を務めた際、実践的に身につけました。まずは単身で沖縄に転勤しゼロから拠点を立ち上げ、人材を採用。語学力のある大学生を雇用することで高度人材の流出を防ぎ、沖縄の地域貢献につなげました。以降数年間滞在し、人材の育成、組織構築やマネジメントに孤軍奮闘。会社から命じられたことではありましたが、起業と経営を同時に学ぶ貴重な機会となりました。その後は、知識と思考を深めるためにMBA(経営管理修士)も取得。まずは当事務所の開設にあたり、私自身のこれまでの学びを最大限に活かすことができましたし、開設後は何人ものお客さまに還元できていると自負しています。

ただ、現在は変化が激しく、未来予測が困難な時代です。だからこそ、私自身これから先も視野を広げ、視座を高め、知識も意識もアップデートすることで未来を築いていきたいと考えています。信条は、何があっても諦めないこと。お客さまのビジネスにおいても、決して諦めることなく挑戦してほしいですし、そんなお客さまを全力でバックアップしたいですね。従来の税理士業の枠に収まることなく、1社1社、ひとりひとりのお客さまに寄り添いながら、世界に健全なビジネスが増えていくよう尽力します。

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